AI画像で通報されたときに証明する方法
判別ツール3つ · 確認4段階 · 証明できること・できないこと · 記録の保存
AIで作った画像かどうかを、どう判別し、どう証明しますか?
- 判別の方法: AI画像の判別は、最初にダウンロードした原本ファイルを公式の確認ツールにアップロードして、ファイルにAI生成の信号が残っているかを見ることで行います。よく「AI写真」と呼ばれますが、このページでは実際の写真と区別するために「AI画像」と書きます。
- 結果の読み方: OpenAIの確認ツールで信号が検出されれば、OpenAIのツールで作られた可能性が高いという意味です。信号がなくても、人が撮った写真という意味ではありません。
- 証明の限界: OpenAIの確認ツールは、ユーザーがアップロードした写真を修正するよう頼んで新しく作ったファイルも、同じ信号で検出します。そのため、ツールの結果だけでは、実際の写真を入れずに作ったことまでは示せません。
- あわせて残すもの: 画像を作ったチャット、ライブラリ(ChatGPTの画像保管庫)に保存されたファイル、アカウントデータのエクスポートファイルを消さずに残しておけば、何を入れて作ったかを別に示せます。
- 通報を受けたら: 確認結果と作った記録を一つの束にまとめておき、連絡を受けたあとにすることは、事件記録に載せた順序を参考にします。
AI画像の判別ツール3つ:どこにアップロードし、何が表示されるか
| ツール | 開く場所 | アップロードできるファイル | 結果画面に出るもの | 他社のAIで作ったファイル |
|---|---|---|---|---|
| OpenAI生成コンテンツ確認(OpenAI Verify) | OpenAIサイトの「OpenAIが生成したコンテンツを検証」ページ | 画像のPNG・JPG・WEBP · 音声 · 一度に1つ | C2PA(ファイルの出所と変更履歴を記録する公開標準)のメタデータ、SynthIDの透かし、対応する信号なし、のいずれか | 検出するようには作られていません |
| コンテンツ認証情報の確認(Content Credentials) | Content Authenticity Initiativeの確認ページ | JPEG・PNG・WebP・HEIC・AVIF・TIFFなどの画像と、動画・音声・PDF | ファイルに入っているコンテンツ認証情報と、時間とともにどう変わったか | C2PAの記録が残っていれば見られますが、記録のないファイルは表示する情報がないことがあります |
| SynthID(Google) | Geminiのチャット画面にファイルをアップロードして尋ねる | 画像・動画・音声 | GoogleのAIで作成・編集したときに残るSynthIDの透かしを見つけたか | Google以外の会社のAIで作ったファイルを検出できるかは確認できませんでした |
3つのツールは、探す信号が違います。OpenAIの確認ツールはOpenAIが画像に入れる2つの信号を、コンテンツ認証情報の確認ページは公開標準であるC2PAの記録を、GeminiはGoogleのSynthID透かしを探します。
どのAIで作ったファイルかわからないときは、3か所に順にアップロードして、どこで何が出たかをすべて書き留めます。C2PAはAI企業だけが使う標準ではなく、カメラメーカーや報道機関も、写真の出所と履歴を残すために使っています。
AIで作った画像かどうかを確認する4段階:原本ファイルから信号がないときまで
最初にダウンロードしたそのファイルを探します。SNSに載せてから再び保存したコピー、画面のキャプチャ、メッセンジャーでやり取りしたファイルは、原本ではありません。確認ツールは、切り取ったりPDFのような別の形式に変えたりしていない画像をアップロードするよう案内しています。
もっとも信頼できる結果を得るには、一度にファイルを1つだけアップロードします。OpenAIは、法的に保管しなければならない場合を除き、アップロードされたファイルを保存せず、モデルの学習にも使わないとしています。
画面に出た表示名を変えずに、そのまま書き留めます。結果画面をキャプチャし、アップロードしたファイル名と確認した日付もあわせて残しておけば、あとで同じ結果をもう一度示せます。
ここで結論を出しません。ほかの2つのツールに同じファイルをアップロードし、さらに最初のファイルがないかもう一度探してから、下の5つの場合に当てはまるかを一つずつ照らし合わせます。人の顔が写っているファイルなら、アップロードする前に、そのツールのファイルの扱いに関する案内を先に読みます。
| 画面に出たもの | 意味 | 次にすること |
|---|---|---|
| C2PAメタデータ | ファイル内の記録に、OpenAIのツールで作られたという情報が入っています。この記録には、作ったツールやサービス、作った時刻などの情報が入ることがあります | 同じファイルをコンテンツ認証情報の確認ページにアップロードして、記録の内容を開いてみます |
| SynthIDの透かし | 画像そのものに、目に見えない信号が入っています。メタデータが消されたファイルにも残っていることがあります | 結果画面と原本ファイルをあわせて保管します |
| 対応する信号なし | アップロードしたファイルに、対応する信号が見つからなかったという意味です | 下の5つの場合を一つずつ点検します |
信号がなくてもAIで作った可能性がある5つの場合
AI画像の確認結果で証明されることと、証明されないこと
結果で示せること
- ファイルに、OpenAIのツールに関連する出所の信号が入っているか
- 信号が検出されたなら、OpenAIのツールで作られた可能性が高いこと(OpenAIは、検出された信号は信頼でき、誤って検出されることはまれだと説明しています)
- C2PAの記録が残っているファイルなら、その記録と、記録に書かれた変更内容
結果で示せないこと
- 作った人が誰か、どんな目的で作ったか
- 作るときに実際の写真を入れたか — アップロードした写真を修正するよう頼んで新しく作ったファイルも、OpenAIのツールで作られたものとして検出されます
- 作ったあと、その画像がどう使われ、どう直されたか
- 画像の内容が正確か、適切な文脈で使われているか、法的に誰のものか
- 信号のないファイルが、他社のAIで作られたものなのか、人が撮った写真なのか
OpenAIのヘルプ記事と、OpenAI生成コンテンツ確認ページの説明を書き写しました。
OpenAIは、このツールの結果によって、コンテンツが正確か、適切な文脈で使われているかは判断しないとしています。
特に、実際の写真を入れたかどうかは、確認ツールではわかりません。この問いに答えるのは、下の「AI画像を作った記録の保存」の記録です。
AI画像を作った記録の保存:チャット・ライブラリ・データのエクスポート
| 記録 | 何が残るか | 消すと | 残す方法 |
|---|---|---|---|
| ChatGPTのチャット | 入力したプロンプト(AIに入力した文)と、受け取った結果 | アカウントの画面からすぐに消え、30日以内にOpenAIのシステムから完全に削除されるよう予定されます。ChatGPTでもカスタマーサポートを通じても、元に戻せません | 消しません。アーカイブに移しても、保存期間は変わりません |
| ライブラリ | ライブラリを使えるアカウントで、チャットにアップロードしたり、ChatGPTで作ったりしたファイル | チャットを消しても、ライブラリに残ったファイルは消えません。ライブラリで別に消したファイルは、30日以内に完全に削除されるよう予定されます | 画像を作った日の前後のライブラリ画面をキャプチャします |
| データのエクスポート | チャット履歴とそのほかのアカウントデータが入ったZIPファイル | エクスポートを申請しても、その前に消したチャットはファイルに入りません | 設定のデータ関連のメニューからエクスポートを申請します(画面の文言は言語設定によって異なることがあります)。メールやメッセージで届いたリンクは、受け取ってから24時間以内にダウンロードし、届くまで最大7日かかることがあります |
| 一時チャット | 保存しなければチャット一覧に表示されず、アップロードしたファイルもライブラリに保存されません | — | あとで示す必要が出るかもしれない画像は、通常のチャットで作ります |
| ほかのAIツール | そのツールのチャット・ファイルの記録 | ツールによって異なります | そのツールの公式ヘルプで保存期間とエクスポート方法を調べ、同じ表を埋めておきます |
確認ツールが答えられない問い、つまり何を入れて作ったかには、これらの記録が答えます。通報が入ったあとには元に戻せないものがあるので、人の顔が出るAI画像を使うなら、作るときから残しておくほうが安全です。
前もってできることもあります。OpenAIのヘルプ記事は、画像を作るときに、目に見えるOpenAIの透かしを入れるよう頼めると案内しています。この表示は、ファイル内に入るC2PA・SynthIDの信号とは別のもので、見た人がAI画像だとわかるようにする仕組みです。
通報を受けたときの、証明資料の整理の順序
通報の連絡を受けたなら、まず上の表の記録が消えていないかを確認し、原本ファイルの確認結果の画面と、作った記録を一つの束にまとめておきます。資料を出してほしいと求められたときは、その束をそのまま出せば済みます。
連絡してきた相手と自分の身分を尋ねること、通報された画像を使ったアカウントの記録を残すこと、法律相談の窓口は、事件記録に実際の通話のやり取りとあわせて整理しました。
通報する側なら、写真盗用の通報方法もご覧ください
実際の事例:テキストで作ったAI画像が通報された記録
AI画像を使う人も、写真を投稿する人も — 記録を先に保存しておいてください
AI画像を作って使うなら
- 原本ファイルをそのまま保管する
- 依頼の文と結果がいっしょに見える会話画面
- 生成した時刻が見える画面(ライブラリなど)
- OpenAIの確認ツールの結果画面
自分の写真が使われたと疑うなら
- 自分の写真の原本ファイルを保管する(最初に撮ったまま)
- 最初にアップロードした投稿の画面と日付
- 疑わしい投稿の画面・アドレス・アカウント名・日付
- プラットフォームに通報した記録
どちらの場合でも、提出するときは原本ファイルのままで
このリストもいっしょに保存しておいてください。
原文と翻訳のご案内
このページは、jiwon24.krの韓国語のページの翻訳です。基準となるのは韓国語のページです。ツールの画面や対応形式、保存方針は変わることがあり、法律の用語や手続は国によって異なります。
AI画像の判別・AI画像の確認、よくある質問
AI画像の判別サイトはどこですか?
3か所です。OpenAI生成コンテンツ確認ページ、コンテンツ認証情報(Content Credentials)の確認ページ、そしてGoogleのSynthIDを確認してくれるGeminiです。どの会社のAIで作ったかによって信号が検出される場所が違うので、わからなければ3か所すべてにアップロードしてみます。ツールごとの違いはAI画像の判別ツール3つの表で見られます。
AI画像の判別で信号が出なければ、人が撮った写真ですか?
いいえ。対応する信号なしは、そのファイルで信号が見つからなかったという意味にすぎません。信号を入れる前に作った、保存の過程でメタデータが消えた、透かしが傷んだ、他社のAIで作ったファイルなら、AIで作っても信号が出ないことがあります。点検の順序はAIで作った画像かどうかを確認する4段階にあります。
SynthIDとは何ですか?目に見えますか?
見えません。SynthIDは、作られた画像そのものに信号を埋め込む、目に見えない透かしの技術で、Google DeepMindが紹介している技術であり、OpenAIも自社のツールで作った画像に入れています。OpenAIは、この信号が切り取り・フィルター・非可逆圧縮のような修正でも残るように設計されていると説明しています。信号ごとの比較はAI画像の判別ツール3つの表にあります。
C2PAとは何ですか?メタデータの確認で何がわかりますか?
ファイルの出所と履歴を記録する公開標準です。作ったツールやサービス、作った時刻などの情報が入ることがあり、コンテンツ認証情報の確認ページにアップロードすると、その記録と変更内容を見られます。ただしメタデータなので、プラットフォーム・編集ツール・ファイルの変換を経て消えることがあります。ツールごとに見える記録はAI画像の判別ツール3つの表にまとめました。
他のAIで作った画像も、OpenAIの確認ツールで判別できますか?
できません。このツールは、OpenAIのツールで作った、または書き出したコンテンツの信号を探すように作られていて、他社のAIが作ったコンテンツは、今は検出しません。GoogleのAIならGeminiでSynthIDを、C2PAの記録が残っているならコンテンツ認証情報の確認ページを使います。
確認ツールにアップロードした写真は保存されますか?
OpenAIは、確認ツールは保存しないとしています。法的に保管しなければならない場合を除き、アップロードしたファイルを保存せず、モデルの学習にも使わないと案内しています。コンテンツ認証情報の確認ページとGeminiの扱いは、このページでは確認できませんでした。
AI画像の確認結果を出すだけで、証明は終わりますか?
終わりません。確認結果が示すのは、ファイルにOpenAIのツールの信号があるかまでで、アップロードした写真を直して作ったファイルも同じ信号が出ます。どんな材料を入れたかを示すのは、確認結果ではなく、上の保存の表に書いたチャットとライブラリ、エクスポートファイルです。残し方はAI画像を作った記録の保存の表にあります。
AI画像の見分け方は、目で見て見分けられますか?
公式の基準は見つかりませんでした。このページは、公的機関やAI企業が出した、目で見分ける基準を確認できなかったので扱わず、ファイルに残った信号でAI画像を見分ける方法だけをまとめました。
出典
公式文書
企業のヘルプ
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